フジ解説委員・風間晋氏 米作戦でIS指導者自爆死に「まだやってたんだなって」「米国しかいない」

[ 2022年2月4日 08:48 ]

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 フジテレビ報道局解説委員の風間晋氏が4日、同局の情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。バイデン米大統領が3日に、ホワイトハウスで演説し、米軍特殊部隊が2日夜のシリア北西部での作戦で過激派組織「イスラム国」(IS)のアブイブラヒム・ハシミ指導者を自爆死に追い込んだと発表したことに言及した。

 バイデン大統領は、空爆ではなく特殊部隊が実施したのは「民間人の犠牲を最小限に抑えるためだった」と主張。声明によると、作戦に関わった全ての米国人が無事帰還した。自爆でハシミ指導者の家族が巻き込まれ、シリア人権監視団(英国)によると、子ども4人、女性3人も死亡した。

 風間氏は「ニュースを聞いた時に、まだやってたんだなっていうのをあらためて思いました」とし、「やっぱりビンラディン容疑者が殺害された時の経緯などからすると、所在を確認して、それを確実な情報として攻撃するのはなかなか大変なはずなんですね。それをやる意思と能力を持っているのは結局は米国しかいないんだなと。シリアにおいては、例えばロシアとか、もちろんシリア政府とかトルコとかさまざまな国が影響力を持ってますけれども、イスラム国の最高指導者を攻撃できるっていう、それは米国しかいなんだっていうこともあらためて考えさせるニュースだったと思います」と自身の見解を述べた。

 ISは2019年10月、指導者バグダディ容疑者が米軍の作戦で死亡し、後継にハシミ新指導者が決まったと系列メディアで発表。預言者ムハンマドの後継者「カリフ」であると表明していた。

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2022年2月4日のニュース