古屋呂敏が二刀流本格始動、映像・写真クリエーター&俳優「撮る側の気持ち常に感じていたい」

[ 2022年1月15日 05:30 ]

私物のカメラを手にほほえむ古屋呂敏(撮影・木村 揚輔)
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 第一線で活躍する映像や写真のクリエーターが俳優業との二刀流を本格化させる。

 高級ブランド「カルティエ」や「フェンディ」などの広告映像や写真を手掛けた古屋呂敏(ろびん、31)。15日スタートの日本テレビドラマ「逃亡医F」(土曜後10・00)にレギュラー出演する。「カメラも演技も自分が表現したものを届けるという意味では同じ」と力が入る。

 殺人のぬれぎぬを着せられた医師(成田凌)を追う刑事役。元自衛官役のTOKIO・松岡昌宏(44)や先輩刑事役の和田聰宏(44)との共演シーンが多く「僕はどうしても演技に力が入ってしまう。お二人は“そこにいる人”としての空気感を出すのが凄い」と勉強の日々だ。

 ハワイ生まれの日系米国人の父と、日本人の母を持つ端正なイケメン。京都で育ち、大学はハワイへ留学した。日本へ帰国後、男性誌のモデルとして活動し、カメラの仕事で生計を立ててきた。カメラにのめり込んだきっかけは、大学卒業前の韓国旅行を映像で記録したこと。「一緒に行った友達が喜んでくれて、物作りの楽しさを知りました」と趣味で続けるうちに仕事に結びついた。

 昨年11月に女優すみれ(31)が一般男性と結婚した際には、発表用の夫婦写真を撮影した。何度か仕事をしたことがあり「安心できるカメラマンが良い」と指名された。幸せにあふれた写真に仕上がり「すみれさんは“彼の顔は見えなくても、感情が伝わるよね”と言ってくれました」と笑顔で話した。

 役者としてはまだまだ駆け出し。自身が映像の作り手であることから、現場では「撮る側の気持ちを常に感じていたい」と意識している。今作がプライム帯(午後7~11時)のドラマの初レギュラー。「31歳ですけど、まだスタートラインにも立っていない。もっと努力しないとダメ。燃えてます」と気合十分で臨んでいる。

 ◇古屋 呂敏(ふるや・ろびん)本名同じ。1990年(平2)6月2日生まれ、京都府出身の31歳。ハワイ州立大卒。以前は「呂敏」の芸名で活動。「FINEBOYS」などの男性誌のモデルを務めた。17年から映像クリエーターとして活動。俳優としては20年のテレビ朝日「仮面ライダーセイバー」に仮面ライダーストリウスで出演。趣味はサッカー。1メートル83、血液型A。

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