第71期王将戦挑戦者の藤井竜王は5勝1敗でリーグ全日程を終える　永瀬王座、101手で勝利

藤井聡太竜王（左）と永瀬拓矢王座
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　将棋の第71期ALSOK杯王将戦（スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催）挑戦者決定リーグは24日、東京都渋谷区の将棋会館で最終3局が行われ、永瀬拓矢王座（29）VS藤井聡太竜王（19）戦は103手で永瀬が勝利した。 【棋譜／永瀬王座VS藤井竜王】

　藤井は前局までに王将挑戦を決めており、来年1月に静岡県掛川市で開幕する七番勝負で渡辺明王将（31＝名人、棋王との3冠）と戦う。

　本局は101手で永瀬が勝利し、藤井のリーグ全勝を阻止した。前期挑戦者は4勝2敗でリーグ全日程を終了。「残留出来てよかったです。ただ最終局までに（挑戦の）可能性がない状態になってしまったのが残念でした」と振り返った。

　第71期ALSOK杯王将戦挑戦者決定リーグ成績は下記の通り。

①藤井聡太竜王（５ー１）＝七番勝負挑戦＝
②永瀬拓矢王座（４ー２）＝残留＝
③羽生善治九段（４ー２）＝残留＝
④近藤誠也七段（４ー２）＝残留＝
⑤豊島将之九段（２ー４）＝陥落＝
⑥広瀬章人八段（２ー４）＝陥落＝
⑦糸谷哲郎八段（２ー４）＝陥落＝