朝ドラ「カムカム」 親子を繋ぐ“あんこ” 金太は再び菓子作りへ「今週は心がぎゅっとなる」の声

[ 2021年11月24日 11:49 ]

上白石萌音
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 女優の上白石萌音(23)が1人目のヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)。24日放送の第18話は、悲しみに暮れる金太(甲本雅裕)が再び菓子作りに向き合いだすという展開が反響を呼んだ。

 <※以下、ネタバレ有>

 空襲でひさ(鷲尾真知子)と小しず(西田尚美)を亡くした金太は、空襲からひと月たっても床に伏せ続けたままだった。そして8月15日、ラジオからは玉音放送が流れ、日本は終戦を迎えた。ある日、安子(上白石)はおはぎを作ろうと金太にあんこの作り方を教えてほしいと声をかけるが、金太は無反応。仕方なく自分であんこ作りに挑戦するもなかなか思うようにはいかず…。

 失敗をしながらもおはぎを作り、金太に食べてほしいと差し出すも振り払われてしまう。そんな金太に強い口調で「お父さん!」と言ってしまい、安子が思わずその場を離れた隙に金太はあんこを少しだけ口にし、部屋からいなくなっていた。姿を消した金太を見つけたのは、かつて「たちばな」があった場所。金太が安子と焼け跡をかき分け見つけたのは砂糖が入った缶だった。

 この展開に放送後、SNS上では「これから少しずつ日常を取り戻せますように」「今週は心がぎゅっとなる」「今日も泣きそうになった」「和菓子屋のお父さんが、娘のおはぎを突き飛ばした時の気持ち、どんなに辛かったか」「これで稔さん帰ってきたら最高なのにな」などの声が寄せられた。

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