丸山桂里奈 なでしこ敗退に悔しさも…「もっともっと成長させてくれるのが負け」とメッセージ

[ 2021年7月30日 23:34 ]

元なでしこジャパンでタレントの丸山桂里奈
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 元サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバーでタレントの丸山桂里奈(38)が30日、自身のSNSで、この日行われた東京五輪女子サッカー準々決勝でスウェーデン代表に敗れたなでしこジャパンの後輩たちへメッセージを送った。

 なでしこジャパンは前回大会2位のスウェーデンを相手に一時は同点としたが、後半に2失点して1―3で敗戦。4強進出を逃し、12年ロンドン五輪の銀以来となるメダルには届かなかった。

 「絶対勝てる」「最後まであきらめないで、走ってー」などとツイッターで試合を“実況”しつつ、なでしこにエールを送っていた丸山。試合後にはインスタグラムを更新し、「悔しい。悔しすぎる」と率直な心情を吐露。続けて「でも、勝ち負けは置いておいて(ほんとは置かないけど)自分たちのプレーができたか、自分らしくできたか、チームとしても同じ方向に向かっていたのか。負けると色々な角度からいろんな意見があると思います。でも、今の全力を出し切ったならそれが次に繋がるし、私は負けで学ぶことがあると思います。悔しい気持ちはもちろん、もっともっと成長させてくれるのが負けだと思います」と敗戦から学ぶことの大切さを説いた。

 そして04年アテネ、08年北京、12年ロンドンと3度の五輪を経験した先輩として「オリンピックの舞台を経験できたことだけでも人生の中での力になりますから、とにかく下をむかずに真上ではなく、斜め上くらいを見てください」とメッセージ。「ぜひ、みなさんには引き続きなでしこジャパンはもちろん、WEリーグの応援もお願いします」と9月に日本初のサッカー女子プロ「WEリーグ」が開幕することをPRし、「なでしこの選手のみなさん、関係者のみなさま、おつかれさまでした」と選手、関係者を労った。

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2021年7月30日のニュース