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意外!?日本勢初メダルはテニス

[ 2021年7月27日 05:30 ]

1920年アントワープ五輪のテニス男子シングルスとダブルスで2位になり、日本選手初のメダルを獲得した熊谷一弥(中央)
Photo By 共同

 【クイズ王・伊沢拓司の五輪の書(4)】今大会の日本勢メダル1号は柔道女子48キロ級の渡名喜風南選手でした。では、日本史上初のメダルは何の競技だったか、皆さんご存じでしょうか?柔道でも体操でも競泳でもなく、実はテニスなんです。日本の2度目の参加となった1920年のベルギー・アントワープ五輪。テニス男子シングルスで熊谷一弥選手が銀メダルを獲得し、これが第1号となりました。

 当時、柔道は採用されておらず、体操と競泳はまだ世界との差が歴然としていました。そんな中で気を吐いたのが、1918年の全米オープンで日本人初のグランドスラム4強入りを果たした熊谷選手。決勝戦は第1セットを奪うも、惜しくも逆転負け。雨の影響でメガネが曇ってプレーが乱れたんだとか。熊谷選手はその後の男子ダブルスでも柏尾誠一郎選手とのペアで銀メダルを獲っています。

 このアントワープ大会、2度の東京大会と似通った点があります。第1次世界大戦からの復興を目指す中で開かれており、かつスペイン風邪によるパンデミックの直後なのです。当然、運営はバタバタだったんだとか。

 歴史は繰り返すとはよく言ったもので、今大会でもテニスプレーヤーが注目を集めています。最終聖火ランナーも務めた大坂なおみ選手です。熊谷選手の記録を101年ぶりに塗り替え、日本にテニス史上初の金メダルがもたらされるか注目されます。

 ◇伊沢 拓司(いざわ・たくし)1994年(平6)5月16日生まれ、埼玉県出身の27歳。東大経済学部卒。開成高時代に全国高校クイズ選手権で史上初の個人2連覇。TBS「東大王」で人気に。19年、株式会社QuizKnockを設立しCEOに就任。

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