上白石萌歌 豊川悦司のブーメラン水着姿をアピール「すごく貴重な映像になっている」

[ 2021年7月27日 19:02 ]

映画「子供はわかってあげない」完成披露上映会に登壇した上白石萌歌と豊川悦司
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 女優の上白石萌歌(21)と俳優の豊川悦司(59)が27日、都内で行われた映画「子供はわかってあげない」(監督沖田修一、8月20日公開)の完成披露上映会に、共演の細田佳央太(19)、千葉雄大(32)、メガホンをとった沖田監督(44)とともに登壇した。

 第24回手塚治虫文化賞・新生賞をはじめ、数々の漫画賞を受賞した田島列島氏の長編デビュー作を実写映画化した本作。主人公の美波(上白石)とシャイで素朴な青年もじくん(細田)との甘酸っぱすぎる初恋や、ちょっぴりワケありだけど素敵な人々との交流がクセになる、まさかの超青春映画となっている。

 本作に主演した感想を聞かれた上白石は「私は元から沖田監督の大ファンで、まさか自分が沖田監督の世界で生きられるとは思っていなかったので、その嬉しさを噛み締めつつ、今回、私は水泳選手の役を演じておりまして、偶然なんですけどこの作品で3連続目の水泳選手の役で、それぞれ種目も違うので、水泳の個人メドレーのようだなと思っていました。肌も真っ黒に焼いて、髪の毛も人生で1番短くして、10代最後の夏は宝物のような時間を過ごさせてもらったなと思っています」と目を輝かせた。千葉から「あとバタフライの役を制すれば個人メドレーができるらしいです」と声をかけられると「そうなんです。(バタフライ選手の役を)お待ちしております(笑)」と笑顔を見せた。

 また、出演オファーを受けた理由を聞かれた豊川は「最初に原作のコミックを読んで、ものすごく面白い話だなと思いまして、そのあとにシナリオをいただいて読んだときに、みずみずしくて切なくて、こんなおっさんでも青春に浸れるくらい素晴らしくて、ぜひやらせてくださいと手を挙げさせていただきました」と理由を告白。上白石と一緒に泳ぐシーンがあることが話題に上がると、豊川は「やっていて恥ずかしかったですけどね(笑)」と照れ笑いを浮かべつつ、「僕も萌歌ちゃんくらいの娘がいるので、“これは父親にとっては理想だよね”ってシーンだったというか、普通、お父さんは娘にそんなことをしてもらえないからね。一緒にホースで水かけたり、海に入ったりできないので、まるで夢のような時間でした」と吐露。これに上白石が「予告映像でも映っているんですけど、豊川さんのブリーフ?…あっ、ブーメラン(笑)の水着をお召しのシーンがあって、すごく貴重な映像になっているので、そこも注目して見ていただきたいです」とアピールすると、豊川は「なんだそれ…」とツッコミを入れて笑いを誘った。

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2021年7月27日のニュース