海老蔵が世界に「見え」、開会式終盤に約60キロ衣装で「暫」披露

[ 2021年7月24日 05:30 ]

東京五輪 開会式 ( 2021年7月23日    国立競技場 )

ステージに登場した市川海老蔵(撮影・会津 智海)
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 式の終盤、東京の競技会場や名所を紹介する映像が流れた後、ステージの明かりとともに海老蔵が登場した。荒々しい隈(くま)取りに、豪華な装束。かつらや小道具を含めて約60キロにもなる衣装を身に着け、成田屋に伝わる「歌舞伎十八番」の演目の一つ「暫(しばらく)」を演じた。

 「見え」を切ると、ピアノの音色が響き始めた。ステージの反対側で、ジャズピアニストの上原ひろみ(42)がパワフルにピアノを演奏。歌舞伎とジャズ。伝統とモダンの融合で大会の開幕を祝福し、世界の災厄が収まるように祈りを込めた。

 海老蔵は早くから五輪の開会式に意欲を見せていた。組織委員会の文化・教育委員会のメンバーにも名を連ね、17年には文化人や芸術家が大会への機運を盛り上げるプロジェクトに参加した。

 本来なら、歌舞伎の大名跡「十三代目市川團十郎白猿」を襲名していたはずだった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、昨年5~7月に予定していた襲名披露興行が延期された。海老蔵のまま臨んだ晴れ舞台で、世界に歌舞伎をアピールした。

 自身も観戦チケットを購入するほど楽しみにしていた五輪。この日の演目「暫」は、悪とそれに対峙(たいじ)する超人的な力を持つスーパーヒーローを描写する代表的な演目の一つ。世界中から集まったヒーローにささげる熱演だった。

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