かき氷専門店「ひみつ堂」 新メニュー考案を任された女性店長が選んだ果物は…新作25日発売

[ 2021年7月24日 10:00 ]

TBS「バース・デイ」がかき氷専門店「ひみつ堂」に密着した(C)TBS
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 24日放送のTBS「バース・デイ」(土曜後5・00)は東京の谷中銀座にある、かき氷専門店「ひみつ堂」の新メニュー完成までに密着した。

 「ひみつ堂」は東京・谷中銀座のメインストリートから1本外れた場所にあり、夏には最大4時間待ちにもなる超人気店。店の一番人気は1300円の「ひみつのいちごみるく」。また高級マンゴーを丸ごと1個使用した2100円の「マンゴー三昧」なども人気だ。縁日でも300円でかき氷が食べられる時代に平均1500円の価格となっている。

 それでもお客が来る理由はフルーツのシロップ。フルーツそのものよりも美味しいと評判で、東京だけでも60店舗以上あるかき氷専門店でNo.1の座を保っている。その立役者がオーナーの森西浩二氏(51)。全国の農家を飛び回りフルーツを厳選し、シロップを作る工程にも独自の工夫を凝らしている。細かい分量は企業秘密だが、シロップは果物とグラニュー糖のみ。

 「素材を最大限に生かすというか、生で食べた時よりおいしく感じるという蜜の作り方をしてる」

 森西氏はこだわりを見せる。また、氷はミネラル豊富な日光の天然水を使用し、夏と冬で氷の溶け方に合わせて削り方を変えている。素材へのこだわりと確かな技術で「ひみつ堂」を名店へと押し上げた森西氏。その森西氏が全幅の信頼を寄せる女性従業員がいる。

 その女性は店長を務める大坂早希さん(31)。「ひみつ堂」でアルバイト3年、正社員として4年働き、毎日の店の開け閉めからレジの管理など、全てを任せられる存在。その“右腕”に森西氏は、この夏に大坂さんにある重要な仕事を任せようとした。

 それは新メニューの開発。「ひみつ堂」に務めて7年で初めての大役に「難しい。果物なに使うのかってところからです。メジャーなものほとんど使ってるから」と頭を抱える。これまで130にも及ぶメニューは森西氏が考案し、イチゴやメロンといったメジャーな果物はほとんどシロップにしてきた。閉店後にフルーツ選びから入った大坂さんの試行錯誤が始まる。

 そして森西氏が「おいしい」と舌を巻いた新メニューが出来上がる。果たして大坂さんが選んだ果物とは。また新メニューは25日から発売される。

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