EXIT兼近「日本の人って本当に優しい」、1年以上続くコロナ自粛生活「みんな言うこと聞いて…」

[ 2021年4月29日 22:33 ]

お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹
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 お笑いコンビ、EXITの兼近大樹(29)が29日、木曜MCを担当するABEMA「ABEMA Prime」(月~金曜後9・00)に出演し、政府や東京都のコロナ対策について私見を述べた。

 番組では今回、飲食業界にスポットを当て「飲食対策“禁酒に休業…次々と”科学的根拠は」などの見出しで伝えた。都は緊急事態宣言発令に伴い、酒類を提供している店舗には休業を求め、しない場合でも午後8時までの時短営業を要請している。

 コメンテーターを務める社会起業家の安部敏樹氏(33)が「人流の抑制をするために、飲食が犠牲になっているというのが実際のところだと思います」と話した。兼近は「飲食店って最初から言われてきたわけで、1年間やってきたわけじゃないですか」と指摘。「結局、1年経ってまた(要請が)始まったわけじゃないですか。来年も一緒になる可能性もあるじゃないですか」と続けた。

 飲食店への要請に関して「結局、人流を止めたわけだから結果として正解になっちゃうわけ」とコメント。「ここを止めれば正解って全員が思っちゃった時点で、また来年広がってきた時にこういう風になる」と予測し、「違う方法を試してもらわないと、飲食店だけが損をするというか、食らっちゃうのでいろんな方法を試してほしいなって改めて感じました」と述べた。

 一方で、飲食業界を「助ける」ために外食する人々に触れ、「行くなって言いづらくなっている」。1年前はステイホームを呼びかけていたと兼近。しかし「ここまでくると行く人はしょうがないかって。お店助けましょうよという感じになっているというか。僕自身もそういうのを容認しちゃっているところがあるので、正解が分からないなという感じになっています」と複雑な心境を吐露した。

 「日本の人って本当に優しいなって、凄い感じていて」と語る場面も。「暴動が起きて大変なことになってもおかしくないような状態なのによくこんなにみんな優しく生きているな。僕って優しいなって感じますけど」とボケをはさみつつ、「強制されている訳じゃないのにみんな言うこと聞いて、我慢して我慢してを1年以上続けているわけで。なんて優しいというか、弱々しいというか」と話していた。

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2021年4月29日のニュース