都内の演芸場 一転休業、5月1~11日 都から改めての休業要請応じる

[ 2021年4月29日 05:30 ]

5月1日からの休業を決めた浅草演芸ホール=28日午後、東京都台東区
Photo By 共同

 新型コロナウイルスの緊急事態宣言期間中も感染対策をしながら落語公演などの営業を続ける浅草演芸ホール(東京都台東区)をはじめ都内の演芸場は28日、5月1~11日に休業すると発表した。都から改めての休業要請があったため応じたという。

 宣言発令に伴い東京都が無観客開催を要請したが、各演芸場と落語協会(柳亭市馬会長)、落語芸術協会(春風亭昇太会長)が協議し、「無観客開催はできない」「大衆娯楽である“寄席”は社会生活の維持に必要なものに該当する」として、宣言期間中の25日以降も営業を継続していた。

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2021年4月29日のニュース