恵俊彰、故郷で聖火ランナー 応援への感謝と「人が集まってしまう…複雑な思い」

[ 2021年4月29日 13:23 ]

恵俊彰
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 タレントの恵俊彰(55)が29日、MCを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。28日に鹿児島・指宿市でオリンピックの聖火ランナーを務めたときの複雑な心境を語った。

 現地では他のランナーと会話する機会があったという。ランナーはみな“コロナで夢も希望もない日本を明るくしたい”という思いを持っていたといい、恵自身も「オリンピック、パラリンピックが開催されるような明るい日本になってほしい」と願い、聖火ランナーを務めたことを明かした。

 「皆さん、どうしても私が通ると声援が出る。そして、みなさんがどうしても集まってしまう、そういう状況でした」。3000人規模の会場で行われたものの、コロナウイルス感染を防ぐため、会場に入れたのは抽選で選ばれた400人。しかし、広い会場で人数を制限したにもかかわらず、ランナーを見たいがために、一部で人が集中してしまう場面もあったという。

 「皆さんどうしても集まってしまいがちになる。ここが本当に走りながら心配で、どうしても人が集まってしまう。どうすればいいんだろう。みなさんわざわざ来てくださってる、盛り上げようと来てくれてるのに複雑な思い」「集まったら申し訳ないな、近づかないでくださいね、ありがとうございます、という複雑な思いをしながら走るということは本当に大変なことなんだなと改めて思った」と、走りながら抱いた率直な思いを言葉にした。

 恵は28日の「ひるおび!」の午後の放送を聖火ランナーのために欠席していた。

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