堂本光一×井上芳雄 喜びと信頼の3度目タッグ、舞台「ナイツ・テイル…」9月から上演

[ 2021年4月29日 04:00 ]

舞台「ナイツ・テイル-騎士物語-」に出演する井上芳雄(左)と堂本光一
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 KinKi Kidsの堂本光一(42)と俳優の井上芳雄(41)が舞台「ナイツ・テイル―騎士物語―」で3度目のタッグを組む。

 堂本は「再演ができたらいいなと思っていた。それがかなうのはうれしい」と喜び。井上は「一緒になったときは肩の荷が半分下ろせる。(今作は)演劇を純粋に楽しめる場にもなっている」と堂本への信頼を語った。

 9月に大阪・梅田芸術劇場、10・11月に東京・帝国劇場で上演。11月には初の福岡公演が博多座で行われる。

 福岡出身の井上は「地元でできるのはうれしい」と特別な思いを語る。「僕にとっては“光一くんを連れてきたよ!”と凱旋する気持ち」とジョークで場を和ませつつ「(作品を)見たことない人が多いと思うので、見てもらいたいですね」と語った。

 「ナイツ…」はシェイクスピア最後の作品「二人の貴公子」をミュージカル化したもので、2人の騎士が同じ女性を好きになり決闘を挑む作品。舞台「レ・ミゼラブル」の初演を演出したことで知られる世界的演出家ジョン・ケアード氏が脚本・演出を担当し、2018年に堂本や井上らにより初演が上演された。

 続いて昨年はオーケストラの演奏でキャストが劇中歌を歌唱する「シンフォニックコンサート」を開催した。今回は再び、ミュージカルとして上演。「シンフォニック…」で初披露された曲が物語内に組み込まれるなど、初演からバージョンアップした物語が上演される。

 堂本と井上のほか、上白石萌音(23)らメインキャストも今回も変わらず出演。コロナ禍の外出自粛期間にリモート飲みをするなど絶えず交流をしており、チームワークは抜群。井上は「仲も信頼も深まったベストな形で再演を迎えることができる」と自信を見せた。

 昨年に引き続き、コロナ禍での上演。堂本は「基本に自分も立ち返って感染予防対策を徹底してすれば、作品を上演できると思う。その希望を持って一日一日過ごしたい」と再度気を引き締めた。

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2021年4月29日のニュース