神田川俊郎さん 通夜に弟子ら300人 喪主の長男「父の功績を今更ながらに感じています」

[ 2021年4月29日 22:06 ]

神田川俊郎さん

 25日に新型コロナウイルス感染による肺炎のため81歳で死去した料理研究家の神田川俊郎(かんだがわ・としろう、本名・大竹俊郎=おおたけ・としろう)さんの通夜が29日、大阪府内の斎場でしめやかに営まれた。

 菊などの白い花で飾られた祭壇にかっぽう着をまとった笑顔の遺影が飾られ、その下に火葬された遺骨が置かれた。読経もなかったが、弟子だけでなく一般の人も含め約300人が弔問。喪主の長男・希(のぞむ)さんによると、問い合わせが多かったため、時間を2時間に限り、会話を避けるなどコロナ感染対策を行いながら焼香のみの参列を受け付けたという。

 希さんは「これだけたくさんの人が来てくれて、父の功績を今更ながらに感じています」と話した。

 葬儀は30日に家族と関係者のみで営まれ、お別れの会は後日行われる予定。

続きを表示

2021年4月29日のニュース