八代英輝氏 大阪市職員の大人数、深夜会食1000人超に「お願いする側の公務員が模範とならなければ」

[ 2021年4月26日 11:40 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(56)が26日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。大阪市が職員に対して5人以上か午後9時以降の会食に参加していたかを調査した結果、200件以上の事例が確認され、出席した職員は1000人を上回ることに言及した。

 市内では3月1日から飲食店に対して午後9時までの営業時間短縮の要請に加え、市民には4人までのマスク会食が呼び掛けられていた。調査は3月~4月上旬の期間が対象。大阪市では高齢施設課の職員9人が3月26日夜に焼き肉店で送別会を開き、別の部署の職員5人も同日、堺市内の居酒屋で会食していたことが判明。感染者が多数出たことを受け、松井一郎市長は全職員への聞き取り調査を実施する方針を表明していた。

 八代氏は「“市民の皆さんに”って言った時の市民に自分は入らないんじゃいかって公務員の方々は思っているのかなって勘ぐってしまう」と言い、「やはり公益的な目的で法律的根拠は弱いながらも行動抑制をお願いしている中、お願いする側の公務員が模範とならなければ意識は高まりようがないと思う」と自身の見解を述べた。

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