本仮屋ユイカ 「金八」撮影秘話 卒業式は武田鉄矢のアドリブ「本番でしかその言葉は聞けない」

[ 2021年4月26日 11:51 ]

女優の本仮屋ユイカ
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 女優・本仮屋ユイカ(33)が25日、TBSラジオ「爆笑問題の日曜サンデー」(日曜後1・00)にゲスト出演。ドラマ「3年B組金八先生」の撮影秘話を披露した。

 2001年放送の同ドラマ第6シリーズで女優デビュー。上戸彩(35)や斉藤祥太(35)らと共に、生徒役として出演した。

 この日、本仮屋が思い出の曲として紹介したのは、同シリーズの主題歌となった海援隊の「まっすぐの唄」。「やっぱり金八先生の主題歌は外せないなと。『贈る言葉』と並んで、模造紙にADさんが歌詞を書いてくださって、それを黒板に貼って、毎日毎日みんなで練習をするっていう。校歌と主題歌と『贈る言葉』は歌えるようにって。本当に学校みたいな感じでした」と懐かしんだ。

 「人生で一番泣いた卒業式」だという卒業式のシーン。坂本金八先生役の武田鉄矢(72)が、生徒一人ひとりに言葉をかけるが、「台本には生徒の名前しか書いてなくて、あとは全部まっ白。そのあとは、武田先生がご自身で考えられる。リハーサルもカメラテストのときも、立ち位置を確認するだけ。本番でしか、その言葉は聞けない」と、アドリブだったことを明かした。

 武田からの言葉は頭に残っているという。「青沼美保だったので、『美保、その美しい声で、人の背中を押すような、励ます言葉をかけ続ける人でいてください』みたいなことを言っていただきました」と回想。今でも、武田に会うと「絶対に変なことをしちゃいけないって、背筋が伸びます」と言い「『武田さん』とは呼ばないです。『先生』って呼びます」と打ち明けていた。

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