83歳アンソニー・ホプキンス　史上最高齢受賞　レクター博士以来29年ぶり！またも欠席　今度は何を？

「ファーザー」でアカデミー賞主演男優賞に輝いたアンソニー・ホプキンス（C）NEW ZEALAND TRUST CORPORATION AS TRUSTEE FOR ELAROF CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION TRADEMARK FATHER LIMITED F COMME FILM CINE-@ ORANGE STUDIO 2020
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　米映画界最大の祭典、第93回アカデミー賞の発表・授賞式が25日（日本時間26日）、ロサンゼルスで開かれ、主演男優賞は「ファーザー」（監督フロリアン・ゼレール）の名優アンソニー・ホプキンス（83）が受賞した。第54回（1981年）、「黄昏」（監督マーク・ライデル）で受賞したヘンリー・フォンダの76歳を上回る史上最高齢記録となった。

　「マ・レイニーのブラックボトム」（監督ジョージ・C・ウルフ）が遺作となったチャドウィック・ボーズマンさん（昨年8月死去、43歳）の受賞が有力視される中、大逆転。ホプキンスの主演男優賞は、第64回（92年）で主要5部門を制した名作「羊たちの沈黙」（監督ジョナサン・デミ）でハンニバル・レクター博士役を演じて以来、29年ぶり2回目となった。

　今月11日（現地時間）、英国アカデミー賞（BAFTA）主演男優賞に輝いた際、授賞式そっちのけで自宅で絵を描いていたことが話題に。この日のアカデミー賞授賞式も欠席。どこで何をしていたのか、注目される。

　「ファーザー」は世界30カ国以上で上演された傑作舞台の映画化。年齢とともに誰もが経験する喪失と親子の絆を見つめた物語。日本公開は5月14日。

　今年の授賞式はコロナ禍のため、市中心部のユニオン駅をメイン会場とし、出席者数を絞った。例年会場となるハリウッドのドルビーシアターは限定的に使われた。