上白石萌音 苦手の朝型生活に挑戦、今秋スタート「カムカムエヴリバディ」3月下旬に撮影開始

[ 2021年4月17日 05:00 ]

上白石萌音演じるヒロイン安子。書店でラジオ英語講座のテキストを見つけてにっこり
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 今秋スタートするNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」の撮影が始まり、ヒロイン3人のうちの1人、安子を演じる上白石萌音(23)が抱負を語った。

 撮影は、京都・東映太秦撮影所で3月26日にスタート。コロナ禍で「外食ができないもどかしさがある」というが、苦手だった朝型生活も「朝ドラやるなら、私もいい朝を過ごさなきゃって」と朝食をしっかり取るよう一変。今は「ストレスをためないこと」を最優先にしているといい「眠いとか疲れたとか言っていこうかな~(笑い)」とちゃめっ気たっぷりに話した。

 昭和、平成、令和の3時代をラジオ英語講座とともに歩んだ3世代の100年間が描かれる。初の3人ヒロインとして自分の後に深津絵里(48)、川栄李奈(26)が控えているが「プレッシャーは全くない。安子を大事に生きることがいいバトンタッチにつながると信じています」と心境を明かした。

 英検2級を持つ。約1年前から同局ラジオ英会話のテキストで翻訳の連載をしていることもあり「凄く縁があるな」と役への思い入れは強い。共演経験のある俳優から「“いつか朝ドラに絶対出るよ。BK(NHK大阪放送局)で昭和”って言われてて、全て言い当てられてビックリ」という逸話も披露。「連絡したら“ほらね”って言われ、怖っ!と思った」と話し笑わせた。

 制作・統括の堀之内礼二郎チーフプロデューサーは「女優としても人間としても本当にチャーミング。太陽のような萌音さんの魅力を感じてもらえたら」と期待した。

 ◇あらすじ 時代の試練にぶち当たりながら、その傍らに常にラジオ英語講座がある3世代のヒロインが自分らしい生き方を見いだしていく物語。日本初のラジオ放送開始日に岡山市の和菓子屋に生まれた安子(上白石)が最初の主人公。安子の娘・るい(深津)の話は昭和30年代の大阪、るいの娘・ひなた(川栄)の話は昭和40年代の京都からそれぞれ始まる。

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