コロナ感染の渋谷天外が退院 舞台「未来記の番人」は降板「肺の症状完治まで静養に専念」

[ 2021年2月19日 16:17 ]

松竹新喜劇代表で俳優の渋谷天外
Photo By スポニチ

 松竹は19日、新型コロナウイルスに感染し和歌山県内の病院に入院していた、松竹新喜劇代表の俳優・渋谷天外(66)がこの日退院したことを報告した。今後は医療機関の指導による経過観察の下、自宅で療養を続けるという。

 出演予定だった舞台「未来記の番人」(3月・新橋演舞場、名古屋、久留米 4月・大阪松竹座)は降板する。松竹は「肺の症状が完治するまで大事を取りまして静養に専念するため」としている。天外が務める予定だった泉屋理兵衛役の代役は松竹新喜劇の曽我廼家寛太郎が務める。

 天外は1月17日に新型コロナに感染していることが確認され、和歌山県内の病院に入院。肺炎の症状のため集中治療室(ICU)で酸素投与を受けた。その後、松竹・安孫子正副社長が同22日に行われた「未来記の番人」製作発表で、天外がICUから一般病棟に移ったことを明かしていた。

続きを表示

2021年2月19日のニュース