三鴨広繁教授 橋本新会長に「完全な形の五輪開催は難しい…いかに完全な形に近い形を実現するか」

[ 2021年2月19日 15:32 ]

三鴨広繁氏
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 プロ野球とJリーグの新型コロナウイルス対策専門家チームのアドバイザーで愛知医大感染症科教授の三鴨広繁氏が19日、TBS系情報番組「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜後1・55)に出演。東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に橋本聖子氏が就任したことについてコメントした。

 三鴨氏は「私は医学的なコメントしかできませんが、心として、一国民としては五輪をやってほしい」としつつ「ただ完全な形の五輪開催は難しいと思う。橋本会長に課せられた課題はいかに完全な形に近い形を実現するかということ。そのためには日本だけでなく世界の感染状況も大事。だから日本ではどうしてもステージ2以下にしないと。観客をフルで入れるのは無理だろうし、50%とか70%にするとか考えないといけないと思う。そこのかじ取りをいかにされるか。これが大事。一方、世界は感染が燃え盛っていたらいろんな国の方は来れませんし、そういった意味では基本的な路線としてはワクチンをスタッフおよび選手に打っていただいて、そしてできるだけ観客の数を絞っていく。これしかないんじゃないかなと」と自身の見解を述べた。

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