舛添要一氏 橋本聖子新会長に「まずは国会議員を辞めるべきだ」

[ 2021年2月19日 19:42 ]

舛添要一氏
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 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏()が19日、自身の公式ツイッターで、東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子新会長(56)に議員辞職すべきと訴えた。

 橋本氏は19日、自民党に離党届を提出した。一方で、18日の会見では「議員辞職をせずとも会長になることはIOC(国際オリンピック委員会)も国も認めていただいている」と話し、参院議員のまま職務に臨むことを明かしていた。

 橋本氏の決断に、舛添氏は「橋本新会長、自民党は離党したが、まずは国会議員を辞めるべきだ」と提言。理由として「組織委も国会も片手間仕事になる、両方とも重職であり兼務は無理だ」、「国会議員は権力を行使する以上、政治的中立性は保てない」と2点を挙げた。

 舛添氏はさらに、「議員辞職は森喜朗前会長と前都知事の私との了解事項だ」と説明。スポーツの政治介入に目を光らせるIOCは、財務面で政府から独立していなかったイタリア・オリンピック委員会を資格はく奪の対象にしたこともある。舛添氏は「イタリアのオリ委を注意したIOCも困る」と指摘した。

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2021年2月19日のニュース