桑田佳祐　ジャズの殿堂で初の無観客ソロライブ　3.7配信　「少々大人な感じのライブを」

ソロで初となる配信ライブをブルーノート東京で行うことが決まった桑田佳祐
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　サザンオールスターズの桑田佳祐(64)が3月7日にソロライブを配信することになった。桑田が20日放送のTOKYO FM「桑田佳祐のやさしい夜遊び」(後11・00)で発表した。

　桑田が2021年の始動を告げるライブは「静かな春の戯れ～Live in Blue Note Tokyo～」と題して無観客で開催。国内外の大物アーティストたちが数々の名演奏を繰り広げた東京・青山のジャズ・クラブ「Blue Note Tokyo」に初登場する。

　ライブは事前に収録され、首都圏などへの緊急事態宣言が期限を迎える日に配信。冬ごもりしていた虫が動き出すとされる「啓蟄(けいちつ)の日＝3月5日ごろ」に思いを重ね、音楽で人々の気持ちに寄り添いながらエンタメの力を届ける。

　コロナ禍での無観客配信ライブは、サザンとして昨年6月25日のデビュー記念日と、大晦日から元日にかけて行って以来で3度目。桑田自身も「この度、憧れのBlue Note Tokyoでライブをやらせていただけることになりました。ありがとうございます」とステージを楽しみにしている様子。

　配信前の2月26日には誕生日を迎える。「恥ずかしながら私もまもなく齢65歳を迎え、“高齢者”の仲間入りをしようとしております。そんな私ですが、世の中がどんな状況だとしても、できることといえば引き続き“音楽を皆様に届けること”これに尽きます。今回は、“ライブハウス”というライブの原点の場所に立ち返り、一緒にいてくれる仲間たちと共に、シンプルかつ“少々大人な感じ”のライブをやらせていただきます」とコメント。

　「今はまだ耐え忍ぶ時期が続いておりますが、春の訪れとともに、新しい時代がやってくることを祈りつつ…」とメッセージも送った。

　チケットは4500円(税込み)で、ライブは2時間程度を予定している。