有働由美子アナ 大坂なおみの力強い主張に感心「私たちも我慢してた。言えば良かった」

[ 2021年2月19日 16:55 ]

有働由美子アナウンサー
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 フリーアナウンサー有働由美子(51)が19日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「うどうのらじお」(金曜後3・30)に生出演し、NHK時代の根も葉もない報道について語った。

 橋本聖子五輪相(56)が東京五輪・パラリンピック組織委員会の新会長に就き、後任の五輪相に自民党の丸川珠代参院議員が起用された。有働アナは小池百合子東京都知事(68)の名も加えつつ、「オリンピック・パラリンピックを支えていく方々に女性の名前が並んだ」とコメント。一方で、「すぐ『この人とこの人が仲が悪いんじゃないか』とか、外野が言ってるじゃないですか?」と、さっそく目にしたネガティブなうわさについて指摘した。

 有働アナは「変わらないな」とつぶやきつつ、NHK時代に「サンデースポーツ」のキャスターをしていたころの話を披露した。当時スポーツの現場で、後輩の久保純子アナ(現フリーアナウンサー)とよく顔を合わせていたという。「『純ちゃんが上がってきた瞬間に、“有働お局”がいじめてる』って毎週、(記事が)載るわけ」。根拠のない記事が頻繁にかき立てられていたそうで、久保アナのジャケットのポケットに、有働アナがかみ終わったガムを入れる嫌がらせをしたとも書かれたという。

 否定したい気持ちを抑えて、「女性が社会で働く時は、そういうのを無視して感じないふりをしていくしかないと思ってきた」という生き方をしてきた有働アナ。しかし、女子テニスの大坂なおみ(23)が18日、「新しい世代は男女差別を黙認しませんよ」と発言したことに、はっとさせられたという。「何で『黙認することが大人で、社会で生きていく以上、そうしなきゃいけない』と何となく思ってしまったんだろう?」と自己反省。「新しい世代というか、若い人たちがはっきり言ってくれることで、『そうだった。私たちも我慢してたのよ。言えば良かった』と気付かされた。勉強になったというか、反省したというか」と、大坂の力ある言葉に感心していた。

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2021年2月19日のニュース