王将戦待望の1勝から一夜明け…永瀬王座「次局あるのはうれしい」逆襲必ず!

[ 2021年2月16日 05:30 ]

王将戦第4局の会場となった「SORANO HOTEL」最上階のプールで前日の対局を振り返る永瀬王座(撮影・吉田 剛)
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 第70期王将戦7番勝負(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催、囲碁・将棋チャンネル、立飛ホールディングス協賛)第4局で渡辺明王将(36)=名人、棋王との3冠=に勝利した挑戦者の永瀬拓矢王座(28)は対局から一夜明けた15日、対局場となった「SORANO HOTEL」(東京都立川市)内を散策した。

 3連敗とカド番に追い込まれながらの白星に「次局があるというのはうれしいこと」とホッとした表情。ホテル最上階にある温泉水を使用した「インフィニティプール」では、プールサイドに将棋盤を持ち込み感想戦を展開。後手番となる次局には「渡辺王将相手にやりがいがある」と語った。

 指し継がれた14日の対局は完全に永瀬ペース。“現役最強”との呼び声も高い渡辺を追い込んだ。投了は午後6時1分。終局後のインタビューで永瀬は「全体的に手が広く難しい将棋だった」と話した。注目の第5局は3月1、2の両日、佐賀県上峰町の「大幸園」で指される。

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