佐藤浩市「芝居なんていつでも辞めてやる!」、香取慎吾に放った言葉の真意を説明

[ 2020年12月6日 20:00 ]

俳優の佐藤浩市
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 俳優、佐藤浩市(59)がABEMA「7.2 新しい別の窓」(後3・00)に出演。香取慎吾(43)から「芝居なんて辞めてやる!」と言い放っていたことを暴露され、発言の真意を説明した。

 ドラマ、映画で佐藤と多数共演した香取が、「何度か『もう芝居なんて辞めてやる』って聞いたことがあるんです」と告白した。真相を尋ねられた佐藤は、「多分、いつでも辞めてやるよっていう潔い自分を持っていたい、そういう自分はあるんだよ」と切り出し、「逆に言うと絶対辞められないなっていう自分がいるから、逆説的にそういうことを言いたいんだろうな」と語った。

 自身より年上の「ベテラン」俳優がセリフに詰まったシーンがあったと佐藤。「申し訳ないけどさ、若いスタッフとかそういう事情が分からない人間は『またとっつぁん、セリフを間違えたよ』って顔するやつもいるわけだ」と振り返り、「でも自分を思った場合、俺こう思われる前に辞めてやろうっていう気持ちがどっかにあるんだよね」とも話した。

 父の俳優・三國連太郎さん(13年死去、享年90)は晩年までカメラの前に立ちたがっていたという。「その“いさぎの悪さ”、その執着、それを見ていて、俺は辞めてやるって言いながら、多分、俺もきっとこうなんだろうな。その時になったら」と想像し、父の姿を自分に重ね合わせた。「しがみつくんだろうなって、自分で思っているから多分、そういうことが出るんだろうね、酒飲むと」と笑った。

 香取は“辞めてやる発言”を聞いた際に「なんでそんなこと言うんですか?」と質問したそう。佐藤からは「じゃあお前は何でやっているんだよ?おい!」と返されたとし、「えーっと、って考えてパッと見たら、(佐藤が)もう寝ているんですよ」とバラし、笑いを誘っていた。

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2020年12月6日のニュース