金村義明氏 巨人と近鉄のキャンプの違いを力説「土日は地元の人の結婚式の後の天ぷらとかカピカピの」

[ 2020年12月6日 17:31 ]

野球解説者の金村義明氏
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 元プロ野球選手で解説者の金村義明氏(57)が6日放送の関西テレビ「マルコポロリ!」(日曜後1・59)に出演。兵庫・報徳学園からドラフト1位で入団した近鉄のキャンプについて“熱く”語った。

 この日のゲストの上原浩治氏(45)が巨人に入団した時の設備の充実度に驚いたことを明かすと、金村氏は「いや、僕は高校の時の方がご飯、よかったからね」ときっぱり。また、巨人のキャンプ地が宮崎だったのに対し、「近鉄は四国の宿毛言うて高知で、単線で2時間行った外れの雪降る所です」と説明し、さらに「巨人はええホテルですけど、(近鉄は)ホテルちゃいます。旅館です。宴会場にアコーディオンカーテン引いて9人部屋でした。むちゃくちゃ寒いです。ジャージー着てダウンジャンパー着て寝とった。プロって地獄やなって思いました」と告白。さらに「高校の卒業式は(宿毛から)単線とタクシーを乗り換えて、マネジャーからは“プロは釣った魚にエサはやらんのじゃ。領収書もろうて帰ってこい”って言われた」と明かし、「2年目からは2軍がかんぽの宿、1軍が国民宿舎。土日は地元の人の結婚式の後の天ぷらとかカピカピのが出てくる。国民宿舎の前にバットやスパイク置いてるから“きょう結婚式やからバット、スパイク入れー”って言われました」と話した。 

 金村氏は報徳学園高3年時の81年に春夏連続で甲子園に出場。センバツでは1回戦で槙原寛己(元巨人)擁する大府(愛知)に敗れたが、夏の選手権ではエース&4番として大活躍。横浜、早実、名古屋電気(愛工大名電)などを相手に全6試合で完投し、決勝では京都商を破って日本一に輝いた。そして、81年ドラフト1位で近鉄に入団し、中日、西武を経て99年に引退した。

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