池田エライザ 羽ばたく方法はインコたちが教えてくれる――「夏、至るころ」で映画初監督
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【夢中論】モデル、女優として活躍する一方で、音楽番組で弾き語りを披露するなど、多彩な才能を発揮している池田エライザ(24)。4日に公開された映画「夏、至るころ」では監督デビューも果たした。私生活では、ペットのインコとの暮らしを満喫。インコに支えられて、エンタメ界で力強く羽ばたいている。(伊藤 尚平)
爽やかな鳥のさえずりで目を覚ます。日が昇り始めたばかりの午前6時。ベッドを出て、日当たりの良い別の部屋に行くと、6羽のインコが鳴いている。南米に棲息する緑色のウロコインコや、つがいで飼うと深く愛し合う「ラブバード」として知られるボタンインコなど。鳥かごを開けて部屋に解き放ち「遊ぶ?」と聞くと「アソブ!」とおしゃべりが返ってくる。餌をあげて、飛び回る姿を見守る。毎朝のルーティンだ。
「朝6時ごろから必ず鳴き始めるので、一日の始まりのタイマーになる。私自身にゆとりができるし“朝は紅茶飲もうかな”とか。人間らしい生活が送れるようになったのは、小鳥がいるから」
インコとの出合いは4年前。渋谷の東急ハンズのペットショップで、ある一羽に目を引きつけられた。「なんとまあ、あざとい子がいて。小さなボールにバランス良くちょんと立ってたんです」。可愛さにハートを撃ち抜かれて飼い始め、今や6羽に増えた。
「飼い主が好きで、嫉妬心が強いんです。パソコンのキーボードをはいじゃうし、お客さんが来るとカーッとなる。でもその分、愛情深くて、踊ったり歌ったりしてくれる。おなかがすいたらガンガンって音を立てて揺らすし、みんな分かりやすい子なんですよ」
時には自分の状態を知るバロメーターにもなる。「6羽もいるとケージの掃除も楽ではなくて、掃除をしてると“私、結構疲れてたんだな”と気づくんです」。以前は寝る時間を削ってでも働けば何かが生まれると考えていた。でも、インコと暮らす今は違う。「コンディションを整えると仕事の効率が上がる。プライベートの大切さが分かりましたね」。穏やかな表情だ。
生活基盤が整えば、中身が充実してくる。池田は水彩画、歌、ギター、読書などインドアの趣味が多い。それが最近は特に仕事へとつながっている。自身のモデルブックの挿絵を描き、雑誌でエッセーを連載し、音楽番組で歌う機会も増えた。
「家から出ない、外食に行かない、人に会わない。これを貫いてると、おのずと趣味は増えますよ。だって飲みに行ったりしないから、暇なんですもん」
4日公開の「夏、至るころ」では映画監督に初挑戦。「小学生の頃、小説を書きたいと思ってた。監督も、物語を空想する延長線上だと思います」
空想は自身の中で「研究所」みたいなものだという。「この人とこの人を会わせてみるとどんな人生になるんだろう、とか。忘れないようにメモして、それを深掘りしたり、プロットに仕上げたりしてる」。今作の原案も、舞台となった福岡県田川市の人々に聞いた話から空想を広げ、一晩で書き上げた。ちなみに、ペットのウロコインコのホクサイくんも「ミドリちゃん」として出演している。
小学生時代に「図書室の本を全部読む」と決めて、本当にほとんど読み切ったことがある。「少なくとも1日1冊、週に10冊。授業中も机の中で読んでいて、でも、ガリ勉だからノートだけ取っておいて家で復習するんです。それって、気持ち悪くないですか?」。自虐的に笑った。ただ、これこそが池田の性格をよく表したエピソードだ。夢中になれる強みと、学びへの貪欲さ。その左右の翼があるから、趣味を仕事に昇華させるまで突き詰められる。羽ばたく場所は、これからも広がっていく。
≪男子高校生2人の最後の夏休み描く≫映画「夏、至るころ」は、福岡県田川市を舞台に男子高校生2人の最後の夏休みを描いた作品。幼い頃から一緒に和太鼓を叩いてきたが、親友(石内呂依)が「公務員になる」と受験のためやめてしまい、主人公(倉悠貴)は立ちすくむ。ぶつかり合いながら、互いに前を向く姿を描いた。池田は「私が若い頃に事務所の方に引っ張り上げてもらった。その恩があるから、私も若い人たちの視界をクリアにできるようなメッセージを与えたい」と意図を明かし「映画を見た後に、自分を思いやる時間をつくってくれたらうれしい」と話した。
◆池田 エライザ(いけだ・えらいざ)1996年(平8)4月16日生まれ、福岡市出身の24歳。日本、フィリピン、スペインの血を継ぐ。09年にティーン誌「ニコラ」のモデルオーディションでグランプリ、モデル活動を開始。女優としての出演作に映画「みんな!エスパーだよ!」「ルームロンダリング」「貞子」など。雑誌「POPEYE」「ケトル」で連載を持っている。1メートル70。
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