「麒麟がくる」石橋蓮司が初登場 ベテランも初耳の老公卿役!銀粉蝶は“藤吉郎”佐々木蔵之介の母親役

[ 2020年12月6日 08:00 ]

大河ドラマ「麒麟がくる」第35話。三条西実澄(石橋蓮司)(C)NHK
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 NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・00)で老公卿・三条西実澄(さんじょうにし・さねずみ)役を演じる俳優の石橋蓮司(79)、木下藤吉郎(佐々木蔵之介)の母・なか役を演じる銀粉蝶(68)が6日に放送される第35話で初登場する。

 俳優の長谷川博己(43)が主演を務める大河ドラマ59作目。第29作「太平記」(1991年)を手掛けた名手・池端俊策氏(74)のオリジナル脚本で、智将・明智光秀を大河初の主役に据え、その謎めいた半生を描く。

 第35話は「義昭、まよいの中で」。藤吉郎(蔵之介)から、信長(染谷将太)は将軍や幕府はもはやどうでもよく、帝や朝廷との関係ばかりを強化しようとしていることを聞き、不安に駆られる光秀(長谷川)。その一方、摂津(片岡鶴太郎)率いる幕府内では、信長の力を削ぐべく、その重臣である光秀を暗殺する計画が持ち上がる。数日後に開かれた将軍主催の茶会に招かれた光秀に、刺客たちの刃が襲いかかる。光秀は将軍・義昭(滝藤賢一)の元へ急ぐのだが…という展開。

 石橋が演じるのは、学問好きで変わり者の老公卿・三条西実澄。大納言。伊呂波太夫(尾野真千子)を通じ、光秀と正親町帝(坂東玉三郎)の間を取り持つ。「またまた!自分の不勉強で知らなかった歴史上の実在の人物を演じることになった。ご子孫の方々が今もいらして、実澄はこんな人物ではなかったと言われないよう頑張りたいと思います」。ベテランも初挑戦の役となる。

 銀粉蝶が演じるのは、藤吉郎の母・なか。尾張の貧農の出。ある日、東庵(堺正章)の元へ鍼の治療に訪れる。

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