ティモンディ高岸 “始泣式”のワケ 相方・前田「ベストではないけど、思い出に残る1球」

[ 2020年10月6日 05:30 ]

始球式で感極まり涙するティモンディの前田(手前)と高岸(撮影・会津 智海)
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 ティモンディの高岸宏行(27)が4日に東京・神宮球場で行われた「ヤクルト―広島」戦の始球式で投球前から大号泣したことが、ネット上で反響を呼んでいる。その涙の裏側に何があったのか。本紙取材に、相方・前田裕太(28)も含めコンビ2人が取材に応じ、それぞれの思いを語った。

 2人は強豪・済美高(愛媛)野球部出身の元球児。高岸は一時、背番号「1」をつけるなど投手兼野手として活躍。阪神とヤクルトから指名の話もあったが、東洋大在学時にケガのためプロの道を断念。代わりに芸人を目指した。

 コンビを組む時に前田から「絶対、おまえに始球式で投げさせてやる」と告げられた。その言葉通り、2015年の結成から5年で夢の舞台に到達。高岸の涙には「本当に実現したんだ、凄いな前田」という約束を果たした相方への感謝が込められていた。

 始球式では、高岸はマウンドに向かう時点ですでに感極まっていた。キャッチャーミットを構えるのは前田。感動のあまり投球練習を開始できずにいる中、高岸が泣いていることを前田が指摘。その顔が大型ビジョンに映し出された。2球の練習を経て、投げたボールは138キロ。球場にいたファンはもちろん、その様子がネットで拡散されると日本中のもらい泣きを誘った。

 同じくもらい泣きした前田は「泣いてないです(笑)」。受けたボールについて「球速自体は全然ベストではなかった」としつつも「思い出に残る良い1球だった」としっかり胸に刻んだ様子。「泣くだろうとは思ってました」と純真な相方を思いやった。

 多くの反響を受け高岸は「これからも、どんな時でも皆さまを前向きにするために、鼓舞や応援に命を懸けていきます」と“やればできる”精神全開。次の目標は170キロで「一人でも多くの方に夢へと進む活力となるような一投を魂を込めて投げていきます」と約束した。

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