「半沢直樹」最終回 総合視聴率は44・1%!40%超えは調査開始後初の快挙 ドラマ1位記録自ら更新

[ 2020年10月6日 10:10 ]

日曜劇場「半沢直樹」の主演を務めた堺雅人。総合視聴率もドラマ初となる40%超えの快挙(C)TBS
Photo By 提供写真

 俳優の堺雅人(46)が主演を務め、社会現象を巻き起こしたTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の最終回(第10話)(9月27日)の総合視聴率(リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率の合計)が44・1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区、世帯)だったことが6日、分かった。第9話の37・6%を大幅6・5ポイント上回り、今作最高を更新。有終の美を飾った。2016年10月に総合視聴率の調査が始まって以降、ドラマの40%超えは史上初の快挙。総合視聴率ドラマ1位の記録を自ら塗り替え、リアルタイム視聴率に続き、金字塔を打ち立てた。

 最終回のリアルタイム視聴率32・7%は、NHK・民放を通じた全ドラマのうち、前作最終回(13年9月22日)の42・2%以来、7年ぶりとなる“大台”30%超えの偉業。令和ドラマ初の30%突破となり「今年ドラマ1位」「令和ドラマ1位」の記録も自ら更新した。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率と「録画再生率」「録画視聴率」とも呼ばれるタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。ビデオリサーチが16年10月3日から調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。

 「半沢直樹」の平均世帯視聴率の推移は以下の通り。

 【リアルタイム視聴率】初回(7月19日)22・0%、第2話(7月26日)22・1%、第3話(8月2日)23・2%、第4話(8月9日)22・9%、第5話(8月16日)25・5%、第6話(8月23日)24・3%、第7話(8月30日)24・7%、第8話(9月13日)25・6%、第9話(9月20日)24・6%、最終回(9月27日)32・7%

 【タイムシフト視聴率】初回13・9%、第2話13・3%、第3話14・3%、第4話16・1%、第5話15・2%、第6話15・5%、第7話15・8%、第8話15・3%、第9話16・8%、最終回16・7%

 【総合視聴率】初回33・0%、第2話32・9%、第3話34・4%、第4話35・4%、第5話36・7%、第6話36・2%、第7話37・0%、第8話37・3%、第9話37・6%、最終回44・1%

 第4話の総合視聴率35・4%は、17年10月期のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~・最終回」(12月14日)の35・2%(リアルタイム25・3%、タイムシフト12・5%)を上回り、調査開始以降、全ドラマ1位に浮上。その後、第5話36・7%、第7話37・0%、第8話37・3%、第9話37・6%と記録を塗り替え、最終回は40%の“大台”超えとなった。

続きを表示

2020年10月6日のニュース