尾木ママ、ピンチをチャンスに「4月の新学期は日本ぐらい」「9月新学期制度は一考の価値が」

[ 2020年4月13日 16:33 ]

尾木直樹氏
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 “尾木ママ”こと教育評論家の尾木直樹氏(73)が12日、自身のブログを更新。学校の新学期を現行の4月から9月に変更してはどうかと提案した。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で各地で休校が続いているが、「あちこちから《9月新学期開始》へ このピンチをチャンスに大胆に切り替えたらどうかという声が大きくなっています!実は尾木ママも同じことを考えていました!」とし「四月の新学期は日本ぐらい」「グローバル化の最大の障害が四月の新学期制度なのです!」と主張。

 「これでは留学に不便なだけじゃなく、交換教授もなかなか進まず、国際学会での評価は低いのです。常にトップリーダーであった東京大学でも、今やアジアで5位のポジションに甘んじているのです」とコロナ禍のピンチをチャンスに変え“世界基準”となる9月新学期への移行を唱えた。

 「義務課程は9月新学期制度への転換には障害が多く本格的な議論になってこなかったのです!ある意味ではこのコロナ危機を逆手に取って大転換して今の不安や矛盾を解決する一つの方法かもしれないですね」と尾木氏。「9月新学期制度は一考の価値があるように思います」「文科省は先取り検討すべきだと思います!」と訴えた。

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2020年4月13日のニュース