岡田晴恵教授 出勤者最低7割減に「咳をしている人だけが危ないわけじゃない…首相が言うことはもっとも」

[ 2020年4月13日 12:09 ]

テレビ朝日の社屋
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 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が13日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。安倍晋三首相が11日に新型コロナウイルス感染拡大の阻止に向け、繁華街への外出自粛要請を全国に拡大する方針を表明し、緊急事態宣言を出した7都府県の全事業者に対し、在宅勤務を原則とし、出勤者を最低7割は減らすよう求めたことに言及した。

 岡田教授は「昨日、自衛隊中央病院の方からのデータを見たんですけど、患者さんの30%が無症状の不顕性感染だった。で50%が軽症だと。残り20%が中程度から重度になると。2・5%くらいが人工呼吸器とかICUになるというデータが出てきた。これ裏を返せば、3割くらいは症状がなくてウイルスを運んでいるってことになる」と説明。その上で「ですから(混雑している)郊外の商店街でも、“自分は関係ないわ”っていう人が感染してて移してる可能性がある。出勤者も咳をしている人だけが危ないわけじゃない。こういうことを認知すると首相が言うことはもっともで、やらなくてはいけない」と話した。

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2020年4月13日のニュース