岡田晴恵教授 中野江古田病院87人感染に「コロナの典型的な出方…水面下で広がりながら高齢者、病院に」

[ 2020年4月13日 10:42 ]

テレビ朝日の社屋
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 感染免疫学、公衆衛生学を専門とする白鴎大学教育学部の岡田晴恵教授が13日、テレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜前8・00)に出演。東京都が12日に都内で新たに166人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表し、そのうち87人は中野区の「中野江古田病院」の入院患者や医師らスタッフだったことについて言及した。

 都によると、中野江古田病院関係者の感染は今月上旬に確認された5人と合わせ計92人に上っており、都は院内感染とみて調べている。同病院では今月5日から外来診療と入院の受け入れを中止。関係者の検査を広範に実施し、多数の感染が判明したという。

 岡田教授は「これがコロナの典型的な出方だと思うんですね。水面下で広がりながら高齢者とか病院にたどりつくとこういう出方になる。ですから病院と高齢者施設、こういう所で集団感染が起きてくる。これが一番の出方です」と話した。

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2020年4月13日のニュース