志らく、M-1王座へしのぎ削った2コンビにエール「きっと戦友になれる」

[ 2019年12月23日 15:55 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(56)が23日、MCを務めるTBSの情報番組「グッとラック!」(月~金前8・00)に出演。自身の過去のライバル物語にからめ、審査員を務めた「M-1グランプリ決勝戦」で王者に輝いた「ミルクボーイ」と準優勝の「かまいたち」にエールを送った。

 「M-1にまつわるいい話」として切り出した志らく。「私が前座修行をしているとき、(立川)談志とビートたけしさんが打ち上げで飲んでいました。私は店に入ることが出来ず、表で待っていました。その際、1日も早く中で酒が飲めるようになりたいなと語り合ったのが、兄弟子の(立川)談春、それからたけしさんのお弟子さんの浅草キッドの2人」と明かした。

 数年後、あるお笑い大会の決勝戦で、談春と組んだ立川ボーイズと浅草キッドが王者対決。客席のうけが良かったのは浅草キッドで、審査員長の心をつかんだのが立川ボーイズだったという。「結果、私の立川ボーイズが優勝して、年間グランドチャンピオンに輝いたんです」。

 その後、浅草キッドの水道橋博士とは犬猿の仲になり、仕事場で会っても目すら合わせなかったというが、「それが50半ばになって、2人今会うと、互いに芸の話をしたり、子供の話をして、まるで戦友のように語り合うことが出来るんですね」と志らく。そんな自身の体験を踏まえつつ、優勝と準優勝という同じ境遇に置かれた2組のコンビへ「だからきっと戦友になれると思います」とメッセージを送った。

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2019年12月23日のニュース