「M―1」王者に結成13年目ミルクボーイ 今年TV初漫才で歴代最高点 後輩霜降り明星Vで一念発起

[ 2019年12月23日 05:30 ]

「Mー1」を制覇しトロフィーと小切手を手に喜びを爆発させるミルクボーイの駒場孝(左)と内海崇(撮影・白鳥 佳樹)
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 漫才日本一決定戦「M―1グランプリ2019」の決勝が22日、東京・六本木のテレビ朝日で行われ、結成13年目の「ミルクボーイ」が優勝した。史上最多の参加5040組の頂点に立ち賞金1000万円を獲得。テレビで漫才を披露したのも今年初めてという無名コンビ。ツッコミの内海崇(34)は「決勝に出られるだけで十分なのに夢のよう」と話した。

 敗者復活を含む10組がいずれも高得点をマークし、審査員のダウンタウン松本人志(56)が「過去最高」と評した戦い。7組目に登場したミルクボーイが令和初のM―1で暴れまくった。審査員7人による採点は700点中681点。04年のアンタッチャブルの673点を超え、過去最高点を記録した。

 上位3組での最終ラウンドでも審査員6人の支持を得て「かまいたち」「ぺこぱ」を圧倒。2人は制覇の瞬間「うそやうそや。夢、夢!」と連呼した。内海は「今年初めてテレビで漫才して…」と、大興奮。

 大阪芸大の落語研究会の同級生だった内海と駒場孝(33)で07年に結成。同期にはトレンディエンジェルらがおり、M―1制覇を夢見て精進してきた。だが「2010年にM―1がいったん終了して目標を見失った」(内海)と、ギャンブルなどの趣味におぼれる日々を過ごした。駒場は「結婚しているのもあり本当に金銭的余裕がなく(家賃の安い)雑居ビルに住んでいる」という苦労人だ。

 しかし、M―1は15年に復活。昨年大会で後輩の霜降り明星が優勝し一念発起。駒場は「今年はバイト以外は全部ネタ合わせ。飲みの誘いも一切断った」。劇場の出番にも恵まれない中「後輩と一緒にライブさせてもらい」腕を磨いた。

 底辺からのシンデレラストーリー。会見ではギャグを挟む余裕もなかった。内海は「漫才だけ頑張ってきたんで、それ以外のトークとかはボロボロですけど、また漫才のように一から頑張りたい」とブレークを期す。1000万円の使い道について駒場は「これまで後輩が結婚しても大声で祝うしかできなかった。恩返しできれば。ボケゼロですみません」と目を潤ませた。

 ◆ミルクボーイ ボケの駒場孝(33)、ツッコミの内海崇(34)。07年結成。大阪芸大の落語研究会出身。今年の第8回関西演芸しゃべくり話芸大賞グランプリ。M―1は16、17、18年と3年連続で準々決勝敗退。

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