藤井聡太七段 人生初の囲み取材 対局より「緊張します」 将棋ゲームソフト監修発表

[ 2019年12月23日 15:06 ]

自身が監修したゲームの発表会に出席した藤井聡太七段(撮影・岸 良祐)
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 将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(17)が23日、都内で人生初の「囲み取材」を受けた。

 ゲームソフトを初監修し、Nintendo Switch用のオリジナル新ゲームソフト「棋士・藤井聡太の将棋トレーニング」としてゲームスタジオから来年3月5日に発売されることを発表。これに関連して、ワイドーショー番組のスタッフらとの一問一答に応じた。

 従来の対局時などの会見とは様子が違い、立ちながらマイクを向けられた藤井七段は、「こういった会見は自分自身初めて経験で…緊張します」と苦笑しつつ、質問には舌もなめらかに即答。対局とどちらが緊張するか?と問われると「こちらの方がやはり緊張するかな」と苦笑した。

 今年1年を将棋の駒に例えると、「ト金になることが出来なかった」と答え、第69期大阪王将杯王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)挑戦者決定リーグに敗れ、タイトル挑戦史上最年少記録の更新をあと1勝で逃したことをあげた。

 それでも「ト金に近づくことは出来た。一歩一歩進んで、(盤でいうと歩がト金になる一段手前の)敵陣の4段目までは来ることができたんじゃないかな」と前向き。2020年については「タイトル挑戦にあと一歩のところで届かなかったので来年は棋力をつけて、そこにチャレンジしていきたいと思います」と気を引き締めた。

 来年は高校3年生になる。その後について質問には明言を避けつつ、「強くなるために大切な時期かなと思っていますので棋力向上に努めたい」と答えた。

 監修ソフトは日本将棋連盟公認で、藤井七段は「聡太先生」として登場。棋初心者向けに監修し、レッスンも開く。20級の弱いAIから、有段者にも手ごたえのあるAIまで、幅広く細やかに調整されたAIをベースに、オリジナルストーリーを進めながら「お題」をクリアしていくことで、将棋の基本ルールから多彩な手筋や定跡を学べる内容だという。

 AIの特性を活かし、指し手をミスした場合には問題が自動生成され、同じミスを繰り返さないためのトレーニングが可能となる。ゲームならではの要素として、盤の材質や色、模様、駒の材質、色、書体などもカスタマイズできる。その組み合わせは8700万以上。

 詰将棋回答選手権5連覇の藤井七段が、このゲームのために独自に考案した詰将棋問題も12問収録し、アップデートによって追加配信も予定。希望小売価格は4,500円(消費税別)。

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