武井壮 ネット誹謗中傷への苦言「ただただネットだからと言って…おかしい」

[ 2019年12月15日 12:18 ]

タレントの武井壮
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 タレントの武井壮(46)が15日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)に出演。ネット上の匿名の誹謗(ひぼう)中傷に関する自身のツイッターでの投稿の真意を語った。

 武井は今月11日、ツイッターで「お前ら街で人にいきなり暴言吐かれたり殴られたらどうだ?苦しんで死ぬ人もいるならもうネット上のお遊びじゃねえぞ!」などと投稿し、大きな話題を集めている。

 投稿の経緯について聞かれ、SNSなどについて「後輩の某女性アスリートから相談を受けた」ことだったといい、「ダイレクトメッセージでフリーに送れるんです。見なきゃいいじゃないかという、話にもなったが、連絡先がわからなくて、そこにスポンサーさんだったり、いろんなところから仕事のオファーも来る可能性があるから見ざるを得ない。だけど、開くと、とてつもない内容のものが凄く多かったり。直接、容姿とを揶揄(やゆ)するものだったり、人間として対面で言えることは絶対ないと思われる言葉がズラズラ並んでいるです。こんなこと、会社だったり、公共の場だったら一発でアウトなことがあふれているわけです。凄くこれまで頑張ってきて、ステキなアスリートだし、そんな人にただただネットだからと言って、暴言を吐く、辱める、ということが当たり前のようにネットだから許されているのがおかしいんじゃねぇかなと思った」と明かした。

 武井の投稿に「表現の自由」や「悪口見るならネット見るな」などとの意見も出ているが、武井は「表現の自由ってそういうために使う言葉じゃない。悪口見るならネットを見るなもおかしい。誰かが見られる、インフラのようなもの、ネットは誰かが特別、手にしているものじゃない。一部の人が扱える、昔のインターネットとは違うから」と訴え。これには、「爆笑問題」の太田光(54)も「顔も名前も明かさないで表現の自由なんてあるわけない」と同意した。

 グラビアアイドルの福岡みなみ(24)も「同じ大学の人に、ネット上に電話番号をさらされちゃって」と自身の経験を告白。「家で掲示板みたいなところに公開されちゃって、きょう、泊まりに行っていいですか?みたいのがかかってきて怖かった。されたほうはたまったもんじゃない」と強く訴えた。

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2019年12月15日のニュース