全日本テコンドー協会元会長・金原昇氏 自身への批判の理由は「わからない」

[ 2019年12月15日 11:09 ]

金原昇氏
Photo By スポニチ

 全日本テコンドー協会元会長の金原昇氏(65)が15日、TBS「サンデージャポン」(日曜前9・54)にスタジオ生出演した。強化方針などを巡りトップ選手と対立し、会長を退任してからテレビのスタジオに生出演するのは今回が初めて。一連の協会の騒動や今後のテコンドー界について語った。

 女医でタレントの西川史子(48)からの「身を引いた方が良いんではないかと思っている。でも、(理事会に)いらっしゃって、それで何か変わると思いますか?」と問われると、金原氏は「今までの理事の方、彼らも一生懸命やっていた」としたうえで、「今までよりもよくなると思います」と断言。それでも、西川が「金原さんがいないほうがよくなるんじゃないですか?」と直球で投げかけると、「お嫌いですか?」と返し、笑わせた。「身を引くというのはどういうことですか?」と投げかけ、「新しいお客さんが来たら、お茶くみをする」と正当性を主張した。

 さらに、テコンドーの経験がなく、会長をされていることへの指摘にも「経験はまったく関係ない。技術員会とかで検証していきますから。我々は運営ですから」とキッパリ。

 なぜ金原氏への批判が集中したかは「なぜかはわからない」とポツリ。恐れられていたという自覚も「ないですよ」と語った。一連の騒動の問題点について聞かれるも「問題が生じた時に、早急に、役員、選手全員と話すべきだった」と話した。

続きを表示

2019年12月15日のニュース