YOSHIKIとKISS コラボで紅白初出演 ポール・スタンレー「うれしい」 

[ 2019年12月15日 18:29 ]

「第70回NHK紅白歌合戦」取材会に登壇したYOSHIKI(中央)とKISS(左から)エリック・シンガー、ジーン・シモンズ、ポール・スタンレー、トミー・セイヤー
Photo By スポニチ

 X JAPANのYOSHIKI(年齢非公表)が大みそかの「第70回NHK紅白歌合戦」(後7・15)に出場することが15日、発表された。

 今回の紅白はこの4年掲げてきたテーマ「夢を歌おう」のラストイヤー。YOSHIKIは今回、特別企画での出演となり、米国のロックバンド「KISS」とのコラボで「YOSHIKI feat.KISS<YOSHIKISS>」としてスペシャルパフォーマンスを届ける。

 現在、KISSは来日公演を行っており、東京ドームのステージでは、YOSHIKIもライブのアンコールに出演し、共演を果たしている。KISSは今回でツアー活動を終了することを宣言しており、今回の紅白でのステージがKISSの日本での最後のパフォーマンスとなる。

 会見冒頭、YOSHIKIから紹介されると、ポール・スタンレー(67)は日本語で「どうもー、おはようございます。私はポール・スタンレーです」、ジーン・シモンズ(70)も「ご機嫌いかがですか?私はジーン・シモンズです」と日本語でお茶目にあいさつ。トミー・セイヤー(51)も「上を向いて歩こう」を日本語詞で口ずさんでみせ、YOSHIKIから「そういう展開?」とツッコミが入り、報道陣を和ませた。

 ポールは「日本に来るたびに光栄。世界中で一番好きな国。しかも、NHKという素晴らしい局で、こうやって立つことができてうれしい」とコラボへの意気込みを語った。東京ドームでの共演にも「YOSHIKIさんだから」と強調。YOSHIKIについては「ロックミュージシャンってだけでなく、日本に貢献していて、本当に社会的に影響力がある方なので、仲間だと思っています」と力を込め、「X JAPANというバンドもいろいろあったが、生きることの素晴らしさ、生きることの大事さをそういうメッセージをずっと発信していて、私たちも影響を受けている」と続けた。

 YOSHIKIは昨年、紅白両軍でのパフォーマンスが話題に。白組としてはL’Arc―en―CielのHYDE(年齢非公表)を客演ボーカルに迎え「YOSHIKI feat.HYDE」で初出場。「Red Swan」をドラム演奏し、途中から上半身裸になった。紅組としては英歌手サラ・ブライトマン(58)を客演ボーカルに迎え「YOSHIKI feat.サラ・ブライトマン」で初出場。首のサポートを外し、赤のジャケットを羽織り「Miracle」をピアノ演奏した。 

続きを表示

2019年12月15日のニュース