岡村隆史 主演映画は「撮り直すこともなく」 吉本興業との契約形態は「保留」

[ 2019年11月22日 12:56 ]

映画「決算!忠臣蔵」の初日舞台あいさつに出席した(左から)中村義洋監督、寺脇康文、横山裕、岡村隆史、堤真一、濱田岳、石原さとみ、橋本良亮
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 お笑いコンビ「ナインティナイン」の岡村隆史(49)が22日、都内で行われた、映画「決算!忠臣蔵」の初日舞台あいさつに出席。世間を賑わす時事ネタで会場を笑いに包んだ。

 同作は、東大・山本博文教授の「『忠臣蔵』の決算書」(新潮新書刊)を映画化。大石内蔵助が実際に残した決算書をもとに、討ち入り計画の実像をお金の面から描いている。大石内蔵助を堤真一(55)が、内蔵助を支える“そろばん侍”八頭長助(やとう・ちょうすけ)を岡村が務めるW主演。岡村は時代劇に初挑戦となった。そのほか、この日ともに登壇した女優の石原さとみ(32)、俳優の濱田岳(31)らが出演する。

 岡村は「ムービースター岡村隆史です」と自己紹介をして冒頭から会場に笑いを誘うと「(今年の)1月から(同映画の)撮影がありまして、無事に撮り直すこともなく公開を迎えたことにうれしく思います」と、自身も出演する来年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(1月5日スタート、日曜後8・00)の話題に触れてコメント。

 また、この日は映画のタイトルにちなんで「今年のうちに決算したいこと」について出演者一同がトークを展開。岡村は「エージェント契約なのか専属契約なのか、それとも今まで通りなのか」と極楽とんぼの加藤浩次(50)が、今年10月1日付で吉本興業と締結して話題となったことを切り出した。続けて「先日、チーフマネジャーからペンを渡されて、(契約書に)書けと言われたんですが、保留に致しました」と自身は悩んでいることを告白。

 年内に決めるかという質問にも「いや~、ちょっとずれ込むかなという感じ…。まだ周りの方(芸人)もどのくらいなのか分かってないので」と答え「どれくらい加藤浩次が得したのか、損をしたのか。エージェント契約が1人出てますので」と話すと会場は爆笑。

 その後もトークの勢いは止まらず、「(吉本興業の)副社長も(舞台あいさつを行う壇上の)すぐそこにいました。『初日、おめでとうございます』って言われたけど、また手ぶらで来てはりました」と話した岡村。次々と時事ネタを放り込み「タイムリーかと思いまして」と終始、攻めたコメントで会場を笑いに包んでいた。

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2019年11月22日のニュース