木内みどりさん急死 滞在先の広島市内で 夫・水野氏「突然で早すぎます」

[ 2019年11月22日 05:30 ]

死去した木内みどりさん
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 80年代後半からバラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」に出演し、お茶の間の人気を集めた女優の木内みどり(きうち・みどり、本名水野みどり=みずの・みどり)さんが18日、急性心臓死のため広島市内で死去した。69歳。名古屋市出身。出演映画の配給会社などが21日に明らかにした。葬儀・告別式は家族で行った。年明けにお別れの会を開く予定。

 関係者によると木内さんは今月17日、平和祈念館の企画展のナレーションの仕事で広島市内に滞在。収録後に懇親会に参加し散歩しながら宿泊先のホテルに戻ったという。その後、18日朝に自室で急性の心臓疾患で亡くなっていたのが発見された。夫で元参院議員の水野誠一氏(73)と長女の頌子さん(29)が駆けつけ確認したという。

 水野氏は、スポニチ本紙の取材に「血圧が高いなどの持病は特になく元気だった。あまりにも突然で早すぎます」と話した。頌子さんは、木内さんのフェイスブックに「ひとり旅先ですっといなくなってしまうなんていかにも母らしく、70代にならず潔くいち抜けするところがかっこよくて、その見事さに少し笑ってしまった」と投稿。さらに「母自身も“私も驚いた!”と言いつつも、この終え方を気に入っていると思います」とつづった。女優としての最後の仕事は今月8日に公開されたばかりの映画「夕陽のあと」。鹿児島県長島町のロケでは、一人で車を運転して町中を動き回り、島民と気さくに接していたという。

 木内さんは劇団四季を経て、テレビドラマや「死の棘(とげ)」「大病人」などの映画に出演。シリアスからコメディータッチな役まで幅広く演じた。1985~92年にはバラエティー番組「天才・たけしの元気が出るテレビ!!」にレギュラー出演し、ビートたけし(72)扮する社長の秘書役で人気者に。近年は原発再稼働反対運動や、れいわ新選組の応援など社会活動にも力を入れていた。10月末からは毎日新聞夕刊で「美とあそぶ」を連載中だった。

 ▽急性心臓死 事故など外的要因が原因でない自然死のうち、心臓の異常によって起きる突然死。多くは心筋に血液が供給されない状態となる虚血性心疾患で、狭心症や心筋梗塞、致死的不整脈、高血圧性心疾患、弁膜症などの総称。臓器や脳に血液が行き渡らなくなって死に至る。

 ◆木内 みどり(きうち・みどり、本名水野みどり=みずの・みどり)1950年(昭25)9月25日生まれ、愛知県出身。67年に劇団四季入団。出演作にTBSドラマ「安ベエの海」、NHK大河ドラマ「西郷どん」、映画「世界の中心で、愛をさけぶ」など。88年、当時西武百貨店常務の水野誠一氏と結婚した。

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