バカリズム　“一発屋芸人はかわいそう”に疑問「すごく調子に乗っていたのを見ている」

バカリズム
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　お笑い芸人のバカリズム（４３）が２７日深夜放送の日本テレビ「ナカイの窓」（水曜後１１・５９）に出演。テレビ番組などでの「一発屋芸人はかわいそう」という扱いに疑問を呈した。

　番組では「世直しの窓」と題し、ＭＣの中居正広（４６）らが「テレビ番組のココを直したい！」をテーマに議論。バカリズムは「一発屋芸人さんの扱い」をあげ、「なんか最近は一周回って、世間に捨てられた被害者的な扱いを皆がしている。本人も被害者っぽい感じにしている」と指摘した。

　続けて、「全部が全部じゃないですけど、その人たちが絶頂の時に営業先の楽屋ですごく調子に乗っていたのを見ているので、あまり乗っかれないんですよね」とし、「すごかったんですよ。ネタも作らず楽屋で女の話、ギャラの話をしているわけですよ。言ったらアリとキリギリスのキリギリス。それが冬になって世間に捨てられたみたいなこと言っていますけど、戦略ミスの実力不足じゃないですか」と持論を展開した。

　この意見に中居は「コウメ太夫とか？」と切り出し、コウメ太夫のモノマネを披露。スタジオは爆笑に包まれ、バカリズムは「この風潮がダメ。ダメな芸人を甘やかしすぎ」と苦笑いを浮かべていた。