20年春朝ドラ「エール」モデル古関裕而氏の出身地・福島も歓喜 県知事や市長が喜びのコメント

[ 2019年2月28日 17:15 ]

 2020年前期のNHK連続テレビ小説が28日、昭和の音楽史を代表する福島県出身の作曲家・古関裕而(こせき・ゆうじ)氏をモデルにした「エール」に決まったことを受け、内堀雅雄福島県知事(54)や木幡浩福島市長(58)が喜びのコメントを発表した。

 内堀知事は「2020年春に放送が予定されるNHK連続テレビ小説のモデルに、福島県が生んだ偉大な作曲家、古関裕而さんと金子さんの御夫妻が決定いたしました。福島県民にとって、この上ない喜びであり、福島市、福島商工会議所など、関係の皆さんのこれまでの御尽力に心から敬意を表します」とコメント。

 「放送される2020年は、東京オリンピックの野球・ソフトボール競技が福島県で開催されます。本県としても、古関さんが作曲した東京オリンピックの選手入場行進曲『オリンピックマーチ』と共に、復興が進む福島県の姿、様々な魅力を世界中に発信できるよう、全力で取り組んでまいります」と誓った。

 木幡市長も「本日、本市名誉市民の古関裕而・金子ご夫妻をモデルとした夫婦の物語がNHK朝の連続テレビ小説に決定したとの一報を受け、大変うれしく思います。放映がとても楽しみです」とコメント。

 「市民の皆さまをはじめ、金子さんのふるさと豊橋市など、朝ドラ実現に向け、ご協力いただきましたすべての皆さまに心から感謝申し上げます。古関裕而氏作曲の歌が、激動の昭和で人々に明るいエールを送り、今も歌い親しまれているからこそ実現を見たものと、あらためて誇りに思います。これを契機として、古関氏を生んだまちとして、音楽によるまちづくりに一層取り組んでまいりたいと考えております」と力を込めた。

 昨年4〜9月に反響を呼んだ「半分、青い。」の舞台となった岐阜県も、郷土料理「五平餅」が全国区に。NHK大河ドラマとともに、影響力の大きい朝ドラは地域活性化に一役買っている。

 俳優の窪田正孝(30)が主演を務める朝ドラ通算102作目。NHK「ハゲタカ」、フジテレビ「医龍」「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―」シリーズ、テレビ朝日「アイムホーム」などで知られる林宏司氏が脚本を務め、古関氏と妻で歌手としても活躍した金子(きんこ)氏をモデルに音楽とともに生きた夫婦の物語を描く。

 古関氏は1909年8月11日生まれ、福島県出身。全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」をはじめ、プロ野球・阪神「六甲おろし」や巨人「闘魂こめて」、早稲田大学「紺碧の空」、慶應義塾大学「我ぞ覇者」、1964年に行われた東京五輪「オリンピック・マーチ」など、数多くの応援歌、行進曲の作曲を手掛け、和製スーザと呼ばれた。

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