関西大学野球リーグ

【近畿学生野球・神戸大】新「二遊間」が守備から試合つくる

[ 2021年4月1日 22:14 ]

神戸大の岩岡潤(左)と伊藤太造
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 課題は成長への原動力となった。今春から主将を務める伊藤は攻守において「勝負の春」を自覚する。

 「守備では安心感を与えられるように。打撃ではチームが一本欲しいところで結果を出せるようにしたい」

 初めてレギュラーをつかんだ昨秋。最初と最後で力のなさを痛感させられた。和歌山大との開幕戦でタイブレークとなった延長10回。三塁を守っていた自身の横を抜かれてピンチを広げサヨナラ負け。最終の奈良学園大戦では1点を追う9回2死三塁で三振に倒れ優勝を決められた。

 今春は二塁に転向し昨秋7失策だった守備向上は絶対条件。守りから試合をつくるチームで、立場からも同じ失敗は許されない。

 伊藤と同様に遊撃コンバートとなったのが岩岡だ。入学当初は内野手で打力を生かすために2年秋から外野に転向。今春は昨秋までの二遊間がともに抜けたチーム事情もあり再び「守備の要」として戻ってきた。二塁手・伊藤とのコンビネーションやサインプレー、連係など練習は多岐にわたるが「(久々なんで練習も)休む暇がありません」と笑う中に余裕を感じさせる。

 攻撃でも中心の一人。昨秋は開幕2戦を8打数5安打と好発進したが、節が進むと「速い球を仕留められなくなった」という。冬場は速球に押し負けないスイングを求めると同時に体幹強化や股関節の柔軟性アップに尽力。「とんかつに凝っている」といい体重増にも取り組んだ。チームスローガンの「神宮で1勝」実現へ、86年春を最後に遠ざかるリーグVをつかみにいく。

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