三菱重工West・竹田 自己最速タイ151キロで1失点完投「体力に自信ないけど」6球団が視察

[ 2023年4月30日 21:38 ]

社会人野球JABA京都大会   菱重工West3―1NTT西日本 ( 2023年4月30日    わかさスタジアム京都 )

<三菱重工West・NTT西日本>先発して力投する竹田祐(撮影・河合 洋介) 
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 今秋ドラフト候補に挙がる竹田祐(23)が1失点完投勝利を飾り、決勝進出に導いた。

 「まずは決勝戦に進めてよかった。強い相手に粘れて良かったです」

 3―0の8回1死で献上した中越えソロが唯一の失点だった。被安打7を許し、得点圏に走者を置いたのは計4イニング。それでも、自己最速に並ぶ151キロを計測した直球を軸に7奪三振と要所を締めた。

 「力を抜こうとしたことが球速につながりました。冬の間に毎日いい練習ができた。それが結果として出ていることは良かったと思います」

 大会初戦は144球、今回は120球を投じて、今大会先発した2試合ともに完投を果たした。「(体力に)自信はないですけど、何とか投げられた。明日も投げたいです」と決勝戦での救援登板に意欲を示した。

 ◇竹田 祐(たけだ・ゆう)1999年(平11)7月5日生まれ、大阪府大東市出身の23歳。住道南小2年時にオール住道で野球を始める。住道中では生駒ボーイズに所属。履正社では1年秋にベンチ入りし、2年秋から背番号1。3年春に甲子園に出場して準優勝。明大では1年春からリーグ戦に登板して通算11勝。三菱重工Westでは、1年目から都市対抗と日本選手権に登板。50メートル走6秒2、遠投120メートル。1メートル84、90キロ。右投げ右打ち。

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