【近畿学生野球】和歌山大、リーグ戦初先発の近藤が完封「全部の球種使って打たせて取るを心がけた」

近畿学生野球2023春季リーグ戦第5節   和歌山大2―0阪南大 （ 2023年4月30日    南港中央野球場 ）

リーグ戦初先発で完封勝利した和歌山大・近藤
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　和歌山大の近藤陽樹（3年＝市立和歌山）がリーグ戦初先発を完封で飾った。

　「全部の球種を使って打たせて取ることを心がけて投げました」

　ストレート、スライダー、シュートを丁寧に投げ分け、阪南大打線を7安打に抑えた。

　チームには島龍成（3年＝履正社）、船引駿平（4年＝星陵）、野村倫暉（3年＝広島新庄）と左腕が揃っており、近藤の出現でサウスポー王国がさらに強固になったようだ。3月上旬のオープン戦で腰痛を発症し実戦から遠ざかっていたが、今季最終節の登板チャンスで結果を出した。

　近藤の練習熱心さを認める大原弘監督は「よく投げた。チーム全員も盛り上げようと必死にプレーしていた」と、満面に笑みを浮かべて喜んでいた。