巨人原監督 11年ぶり借金で4月終了も「少しいいものは出つつある」 ビーディは「少し時間を」

[ 2023年4月30日 18:41 ]

セ・リーグ   巨人4―11広島 ( 2023年4月30日    東京D )

<巨・広>6回、代木の交代を告げた原監督(中央)はマウンドで仁王立ち(撮影・村上 大輔)
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 巨人は広島打線に4本塁打を浴び、15失点零敗の歴史的惨敗を喫した27日の阪神戦(甲子園)以来3日ぶり今季2度目の2桁失点。11失点大敗で3位浮上を逃した。巨人が借金生活で4月を終えるのは2012年以来11年ぶり。

 新外国人投手として球団史上初の開幕投手を務めるも12球団の開幕投手で唯一白星がないビーディが上本、秋山の2発を含む8安打を浴びて4回途中5失点KO。打線が4回に一時は2点差まで追い上げたが、6回に3番手右腕・田中豊がマクブルームに3ランを浴びるなどこの回一挙5点を失った。9回には3イニング目のロングリリーフとなった4番手左腕・高梨が代打・磯村に一発を浴び、登板した4投手全員が失点する結果となっている。

 試合後、原辰徳監督(64)との一問一答は以下の通り。

 ――ビーディは。

 「ねぇ。本来のピッチングがなかなかできていないでしょうね。本人も当然そう思っているでしょうね。あれだけやっぱり真芯でパーンパーンパーン!ていうのは、少し時間を与えるべきかなというふうに思いますね」

 ――広岡が。

 「ねえ、いい感じでね。あそこでやっぱり外野フライが打てるのは大きなことで、あそこでセカンドランナー、うちの俊足ランナーを三塁に行かせたというのは大したもんだね。そのあとの久しぶりにタイムリーもあそこでね。まあなかなか粘り切れなかったというところでしょうね。やっぱりちょっと点数を取られすぎたというところでしたね」

 ――3連戦でバッテリーで反省すべきところも。

 「まあまあ、それはね、そうでしょうね。それはそういうところはあるでしょう。つなげていかなきゃいけないですね」

 ――初回の中田翔が飛び出した走塁。

 「あれもそうですね。あれもしっかりチェックをしてつなげなきゃいけないですね」

 ――4月が終わり。チームの仕上がりは。

 「いいと思いますね。少しいいものは出つつあるというところはありますね。(打線も上向き)そうですね」

 ――秋広は今日もいいところがでた。

 「うんうん、いいと思いますね。守備も非常に積極的だしね。いいと思います」

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