ヤクルト連敗止めた!ドラ1・吉村 プロ初白星「率直にうれしい」 記念ウイニングボールは「両親に」

[ 2023年4月30日 21:44 ]

セ・リーグ   ヤクルト4ー2阪神 ( 2023年4月30日    神宮 )

<ヤ・神>プロ初勝利の吉村(左)は高津監督とウイニングボールを手に笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは阪神を4―1と下し、連敗を6でストップ。ドラフト1位ルーキー・吉村貢司郎投手(25)がプロ最長となる6回を投げ切り2安打1失点と好投し、5度目の登板で待望のプロ初白星。記念のウイニングボールを手にし「生んでくれたことに感謝して両親に渡したいなと思います」と笑顔で答えた。

 吉村は初回、2死から制球を乱しノイジー、大山、佐藤輝と3者連続四球。無安打ながらいきなりピンチを迎えたが井上を空振り三振に仕留め、辛くも無失点で切り抜けた。これで波に乗ると4回までノーヒットピッチング。6回、中野に1号ソロを浴びるもプロ最長となる6回を投げ切り降板。5度目の先発登板は6回97球、打者22人に対し、被安打2、被本塁打1、奪三振8、与四球3の1失点という内容でプロ初勝利を手にした。

 試合後のヒーローインタビューでは「率直にめちゃくちゃ嬉しい気持ちでいっぱいです」と第一声。「初回からどんどん飛ばしていこうという気持ちで投げていきました。6回に1点取られてしまったので、そこはしっかりと今後は抑えられるようにしたい」と続けた。

 左犠飛から先制点を挙げるなど2打点の村上には「先制点で気持ちが気楽になって思い切って投げることができたので感謝しています」とコメント。石山、清水、田口のリリーフ陣についても「頼りがいのある先輩方なので、すごい安心して見ることが出来ました」と感謝した。

 初勝利のウイニングボールの行方については「生んでくれたことに感謝して両親に渡したいなと思います」と笑顔。「ここからが勝負だと思うんで、少しでも多くお立ち台に立てるように頑張っていきたいなと思います」と意気込みを語った。

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