苦節13年…33歳の“オールド・ルーキー”パイレーツのマジがメジャー初安打！ナインもスタンドも歓喜

ナ・リーグ   パイレーツ16－1ナショナルズ （ 2023年4月29日    ワシントンD.C ）

9回に二塁打を放って喜ぶパイレーツのマジ（AP）
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　昨季までの13年間をマイナーで過ごし、33歳にしてメジャーデビューを果たしたパイレーツのドリュー・マジ内野手がメジャー初安打を放った。

　12点リードの7回無死三塁で代打で打席に立つと、ファウルで粘って7球目を中前打。メジャー初安打はタイムリーとなり、初打点も記録した。白い歯を見せ嬉しそうにはにかむマジにパイレーツナインは大盛り上がり。球場のファンたちもスタンディングオベーションでヒットを称え、メジャー初安打の記念球はパイレーツベンチへ戻された。

　マジは9回にも左翼線へ二塁打を放ち、メジャー初長打もマークした。

　マジは26日（同27日）のドジャース戦でメジャーデビュー。8回1死から代打で空振り三振に倒れたが、「人生でこれ以上、幸せな三振はない。これまでで最高の出来事だった」と話していた。翌27日（同28日）の同戦はレギュラー三塁手のヘイズが休養のため、代わって「8番・三塁」で出場。三ゴロ、三邪飛、中飛と3打数無安打だった。