阪神・村上の活躍をわが事のように喜ぶ才木 同学年で同じ兵庫県出身の戦友は「凄くいいやつ」

[ 2023年4月30日 05:15 ]

セ・リーグ   阪神7-0ヤクルト ( 2023年4月29日    神宮 )

今春の阪神宜野座キャンプで、笑顔で練習を行う(左から)才木、伊藤将、村上
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  阪神・村上の躍動をわが事のように喜ぶ一人が、同学年で同じ兵庫県出身の才木だ。20年11月に右肘の「トミー・ジョン手術」を受けた才木が復帰後初昇格する昨年7月までは、鳴尾浜で苦楽をともにしてきた戦友でもある。村上は昨オフに「才木や浜地があんなに活躍していて、自分は何もできなかった…。来年は負けたくない」と同期の存在を刺激にしていた。

 「向こう(村上)は知らないと思うけど、頌樹のことは高校から知っていたんで。凄くうれしい。一緒に(今年は)1軍のマウンドで最後まで投げ切れたらいいかなと。性格も凄くいいやつなんで」

 せっかくなので、どのへんがいいやつ?と聞いてみると、「もう、顔からしていいやつ」と愛情いっぱいの笑みを浮かべた。その時の才木の顔がまさに“いいやつ”だったのはさておき、同郷の若き両右腕が、虎の未来を明るく照らしている。(阪神担当・阪井 日向)

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